いやいや昨日はホント怒涛の一日になりました。
ライブ当日の開催中止。
実はメンバーのお一人が体調不良で演奏出来ないということになり、もう数日前にリハーサルも終えて準備万端と言う時にただ驚くと同時に、「もし自分だったら...?」と逆の立場になれば当然やむを得ない事も分かります。
だいぶ以前にライブ当日にインフルエンザと喘息発作でステージに上がるのは無理と判断し、急遽Naoさんにお願いして快諾して頂き、事なきを経験したこともあります。
それは今までに何度もご一緒させて頂いた信頼関係からの事でほんとに感謝の極みです。
勿論、今回もトラ(エキストラ)のプロミュージシャンに連絡してみましたが、不在だったり、やはり既にライブだったりとどうしても見つかりませんでした。
会場は予約で完全満席状態。
お店のママに連絡すると、「あら~、どうしましょう? 35名様の食事の用意は出来てるから中止なんて困るわ~。」
確かにそうですよね~、でもお客様にご迷惑は掛けられないから日曜日の朝から皆さんにラインやメッセンジャーや電話で何とか連絡させて頂いてご理解して頂きました。
ママからは素晴らしいピアニストを紹介するからその人とやって~と。
もうどうしていいか私も動揺してしまい、「昼頃にピアニストさんがお店に来るからテリーさんと少しやってみてくれない?」と言うので伺うことにしました。
とりあえず少し譜面を持参して急ぎお店に。
お互いに初対面で軽いご挨拶の後、早速リハーサルと言うか相性チェック(笑)
確かに素晴らしいピアニストさんで初見の譜面を何の説明も不要で気持ち良く演奏して頂きました。
でもこれからお客様はどうしましょう?
一度中止と言っておいて、今度はまたやりますから~とは流石に私としては連絡出来ません。
まずは一旦帰宅して色々と考え、ステージ衣装を準備しながらもうこれは禁じ手を使うしかないですね、って事で親しい友人にだけ招集かけて来てもらい、それでも何とか10名になり、お客様にも唄って頂いたり、ピアノを弾いて頂いたりと臨機応変に皆様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。
お客様からはとても楽しかったよ~と言って頂けてほんとに嬉しかったです。
帰宅してから頂いたゴディバのクッキーと珈琲を飲みながら、「ふぅ、ホント今日は大変だったなあ~」と安堵の溜息を付いたテリーでした。
突然の誘いにもかかわらずご来場頂きました皆様に心から感謝申し上げます。