2013年2月8日金曜日

昨夜は仙台医療センターの講演会に・・・・。

ホテルメトロポリタン仙台4Fの大きな会場で国立病院機構・仙台医療センターの地域連携室主催の学術講演会があり、出席して来ました。

日頃来院される患者様で口腔内の腫瘍や外傷による顔面骨折、そして口腔外科手術を必要とする方をご紹介してお世話になっていますが、最初はまず骨髄移植による急性白血病の治療について講演があり、引き続き、歯科口腔外科の講演がありました。

私達一般歯科とは大きく異なり、顎骨を切ったり、別な場所から骨を移植して顎を再建したり、もうそれは口腔外科ならではの特殊な手術でとても興味深く拝聴して来ました。

メトロポリタンが今一番勢いがありますね。

最初は出席者が少なめでしたが、途中からほとんど満席になりました。

顎の骨を1日に1mmづつ延長

反対咬合の側貌がこんなに改善されました。
当院からもだいぶ紹介患者が増えて、どうして私のところでそんなに症例が多いのかと口腔外科の担当医も不思議ですね~と・・・・。

それから癌の手術の後の抗がん剤治療時における口腔ケアの重要性も力説されていましたが、副作用により唾液の分泌が減少し、また自己免疫も低下しているので虫歯や歯周病に罹患するリスクが高くなるとの事。

口腔内にそのような病変が見つかった際はやはり患者様の精神的ダメージが大きく、状況についての説明にとても苦慮致します。

隣の席には大学同級で口腔外科専門だったS先生とも暫く振りで会えてとても有意義な一夜でした。

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