2011年9月2日金曜日

もう9月に入りましたね!

光陰矢のごとし、今まさにそんな気持ちです。

もうこれから年末までのイベント企画を考えると、今年もあと4ヶ月を切ってしまいましたね。

大震災から半年間、無我夢中で走り抜けてきた感じがして、感無量。

津波の被害から免れて、建物の大きな被害も無く、判定は一部損壊。

やはり自分の中ではグランディ21のアリーナに並べられた沢山のご遺体に接し、大きなショックと改めて大震災と津波の恐ろしさを目の当たりにしました。

先日も遺体検視した歯科医師を対象に政府から精神科医の香山リカさんのアンケートが届きました。

その場面を思い出してフラッシュバックが起こりますか?  身体が震えることがありますか? 感情が高ぶりますか? その事を他の人に話せますか? 等など多項目にわたっていました。

正直言って、私も思い出しては時々涙します。

いやとてもセンシティブになって、嬉しくても悲しくてもすぐ涙が出るようになりました。

生きるということをこんな意識したことはありません。

人生の価値観も大きく変化しました。

ライフワークとしての音楽活動も自分の人生のハイライトであり、聴いて頂く方々と感動を共有出来る素晴らしいアートだと思います。


日焼けしてちょっとワイルドに・・・。
 本業である歯科医師としては、とても遣り甲斐のある職業で高齢社会を迎えて、食生活の重要性、
審美的回復、口腔ケアを継続する事での老化防止など益々社会的ニーズが高まってきています。

津波で多く方々が義歯を流され紛失してしまいました。

この半年間、さてどれくらいの新義歯を製作したことでしょう。

完成して装着されたときの何とも言えない素敵な笑顔!

音楽話ではなくなってしまいましたが、仕事から離れてのもう一方の活動が大好きな音楽なんです。

もうこれは人生の糧そのもので、沢山の素晴らしいミュージシャンとの出会いと感動。

形で残せないからこそ儚くて美しい。

ずっと生涯研鑽しても到達し得ないGOAL!

音楽活動を通じて知りえた素晴らしい人間関係。

大災害を経験したからこそ、今からの人生を大切に、大切に過ごしたいと思います。

さて、明日はいよいよ国際センターにて乳癌学会のアトラクション出演ですが、この悪天候では特設野外ステージは無理のようですね。

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